キャンプ禁止!から
一転してキャンプ可になって
安堵したのもつかの間
我々の前に立ちはだかったのは
友ヶ島の大自然(大げさ)でした。
いきなり
急勾配の自然階段!
思わず
「こ、これかよ!」
と立ちすくむ我々でした。
何しろ民族大移動の荷物です。
これですコレ↓
この荷物を持ってI氏と二人で
フーフー言いながら
急勾配の階段を上ります。
さらに先には
山道が続き
台車はあるものの道が悪く
思わぬ苦行となりました。
「キャンプ場は…まだかな?」
ハアハア言いながらも
我々二人はやっとの思いで
キャンプ場につくことができました。
キャンプ禁止と言いながらも
我々以外に先人がいるではないですか!
小さなテントがすでに張られていました。
「そっか…。」
「キャンプは禁止だけど…いいんだな。」
何やら
ワケ分かりませんが
ともかくキャンプは禁止ですが
やってもいいらしいようでした。
そうと分かれば
早速テント設営です。
なにしろ
ハプニング続きでフラフラですが
早くしないと真っ暗になってしまいます。
I氏はいつものように
ドッペルギャンガーの
ワンタッチテントを颯爽と取り出し
ものの10秒で設営完了していました。
毎度のことながら
このI氏のテントには感心させられます。
昔はこんなテントはありませんでした。
傘の原理でパッと開けばそれで終了。
テント自体が大きな傘のような構造になっています。
フレームを通したり
立ち上げたりといった手間が
一切ありません。
それでいて
ちゃんとフライのついている二重構造に
なっているから驚きです。
私が所有するモンベルのステラッジ2
(だったかな?)も
山岳用テントなので設営は早い方です。
しかしながら設営と撤収の早さ、という点では
I氏のワンタッチテント敵ではありません。
私がグランドシートを張っている間に
I氏は既に設営完了しているんですから…。
なんちゃってキャンパーには
正にうってつけのなんちゃってテント
それがドッペルギャンガーの
ワンタッチテントです。
平地でのとりあえず寝れればいい、
という野営にはうってつけです。
しかし
まあ、そんな人はいないとは思いますが
間違ってもこのテントを山に持って行っては
いけません。第一担ぎ上げることが
不可能ではありますが…。
恐らく山の強風一発で
吹き飛ばされてその後
テント無しでの
山行を余儀なくされることでしょう。
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