天候もバッチリ
釣り場も最高!
風も無く、波も無く
潮の流れも速くない。
なのに
全く釣れない!
アタリ一つ無く
エサはそのまま
さすがのI氏も諦めたようです。
今回は虎島行きなので
極力荷物も少なめで食糧は基本
現地調達のつもりでしたので
まさか、こんなに釣れないとは…。
せめてベラ位は数匹釣れると
思っていましたが、完全ボウズです。
仕方がないので
本来釣りのエサにする予定の
アジでも焼いて食べることにします。
キャンプサイトのご紹介
ここで突然
今回のキャンプサイトのご紹介!
上から
1 ジャグジー(飲料水)5L
2 軍手
3 LEDランタン
中段にいって
4 ラジオ
5 ラーメン(5個入り)
6 黒白波(芋 500ml)
7 レモン
8 サラダ油
9 アルミホイル
10 KAMADOグリル(収納ケース)
11 ティッシュ
下段にいって
12 携帯用灰皿
13 ビール(アサヒスーパードライ)
14 KAMADOグリル(本体)
15 Dpower シングルバーナー
16 カセットガス
17 食器
18 牛肉(赤身)I氏リクエスト
19 風防兼焚火台
20 調理用具一式
まず
何より飲料水でしょう。
飲料水が底をついた
今回はケチって5リットルにしましたが
足りませんでした。ですから
最低でも一人3リットル計6リットルは
いると思います。
今回水が底をついた敗因は
1 米をとぐのに使ってしまった。
2 二人共水割りを飲んでしまった。
この2点だと思います。
今回米を炊いたのですが
できるだけ美味しい米が食べたくて
3回位水を換えて念入りに米をとぎました。
今から思えば
これは海水でやるべきでした。
さらにいつもは日本酒を飲むI氏が
暑いだろうと予測して焼酎を私と
水割りで飲みましたがこれも失敗!
やはり
無人島では一人一個
ジャグジーが必要です。
手を洗ったりする水は
釣り用バケツに海水を汲んでおき
それを使います。海はすぐそこで
きれいな海水はすぐに調達できます。
これさえやれば水は足りると
思っていたのが間違いでした。
軍手
まあ無くてもいいですが
焚火の際にやけどをしたり
手をケガしたりしますので
あれば便利かと。
LEDランタン
1サイト1個は欲しいところです。
特に単独キャンプの場合
危険防止の意味も兼ねて
一晩中もつタイプがいいでしょう。
この商品は
Amazonで千円ほどでした。
もう2年ほど前に購入した商品で
スライド式で引き出してON。
収納してOFF。知らない間に
電源が入っていた!ということが
起こらない親切設計です。
これらライト類はスイッチの位置によって
ザックの中で勝手にスイッチONに
なったりすることがままあります。
サイトに着いて
「さあ、ライトをつけよう!」
てなって電池切れ!(;゚□゚)
なんていう最悪な事態を回避できます。
単三電池3本で余裕で1晩もちます。
IPX4防水仕様とのことで
多少の雨なら大丈夫なようです。
今まで全てのキャンプに持参していますが
問題なく使用できています。
ラジオ
これは無人島の場合
私は必須と思っています。
オンシーズンでは不要です。
(逆に迷惑になります)
どういうことか?と言うと
今回の私達のように
単独キャンプの場合、人間よりも
野生動物の方が数が多いということです。
友ヶ島には数々の野生動物がいます。
彼らも腹を空かせているので
キャンプサイトに近づかないという
保証はありません。
事実、今回のキャンプでも
テント内で寝ていると
何かが近づいて来る足音が
数回聞こえました。
結構怖いです。マジで。
ラジオをつけていてもコレです。
オフシーズンに単独キャンプを
することが多い私は必ずラジオを
一晩中つけっぱなしにしています。
同様にランタンもつけっぱなしです。
ラーメン
これも私の定番です。
二人でキャンプする場合
1袋5個入りを必ず持参します。
海辺で食べるラーメンは最高です。
1泊2日の行程では最低でも
3食は自炊しますので
バリエーションをつける意味でも
役立ちます。
具材がなければ足元のアオサや
ワカメを入れればいいだけです。
酒
これも必須です。
酒の無いキャンプは考えられません。
酒量は個人差があるので
自分の酒だけ持参するのが無難です。
調味料
無くてもいいですが
塩位は最低あった方がいいでしょう。
私の場合は
塩、醤油、サラダ油、七味、わさび等
持参するようにしています。
アルミホイル
これも無くてもいいですが
私の場合は必須です。
100円で買ってきて外箱は捨てて
芯は潰して持参します。
軽いし、かさ張らないのがいいです。
アルミホイル1つあれば
釣った魚に塩をしてホイルに包んで
後は焚火の中に入れておけば
それで1品完成です。
鶏肉、豚肉、牛肉
玉ねぎ丸々1個
サツマイモ1個
じゃがいも1個
何でもOKです。
包んで焚火に入れるだけ。
簡単にして最高の料理の完成です。
また
余った食材を包んでおいて
翌日食べる、なんて時にも便利です。
皿が無ければ皿がわりに
鍋が無ければ鍋がわりに
軽くて携行にも優れ万能です。
KAMADOグリル
あれば便利です。無くても構いません。
以前はネイチャーストーブを
気に入って使っていましたが
最近はこれがお気に入りです。
価格もネイチャーストーブ同様
二千円程で購入できます。
小枝や炭の他、今回のように
ガスストーブの風防として
ゴトクがわりにも使えます。
焚火だけで調理はできますが
万が一大雨が降ったりした際の
保険として持参するのも有です。
シングルバーナー
これもKAMADOグリルと同様です。
無くても構いません。
バーナーとボンベが分離するタイプで
軽量かつ使い勝手が最高です。
今回のようにバーナー部分のみ
KAMADOグリルに置いて使う、
なんてことも可能です。
ホンベ直結タイプでは難しいかも。
この商品はDpowerというメーカーの
シングルストーブになります。
Amazonで送料込み千円でした。
昔の登山用バーナーからすると
タダのような価格です。
こういう点はいい時代になったものです。
蛇足ですが
カセットガスを使用するには
別途アダプターが必要です。
といってもこれもAmazonで
送料込み300円程ですから…。
私の場合、カセットガスオンリーなので
このアダプターとバーナーが常にセットです。
晩飯だ!
とにかく全く釣れませんから
もう釣りはあきらめてキャンプをしましょう。
本日のメニュー
アジの塩焼き
アサリとエビのソテー
牛赤身肉のステーキ
鶏むね肉の炭火焼鳥
白ごはん(お代わり自由)
アジの塩焼き
前日にスーパーで100円で購入した
エサ用のアジを人間が食べます。
2枚におろして塩を降って焚火で焼くだけ。
最高にうまかったです。
食べきれない分は翌日雑炊にして
海で採ったワカメと一緒に入れました。
簡単かつ美味なり。
アサリのむき身とエビのソテー
もう1品
これもエサ用に前日スーパーで購入した
アサリのむき身とエビのむき身
これをサラダ油で炒めます。
味付けは塩のみ。
簡単にしてうまし。
牛赤身肉のステーキ
本日のメインディシュ
実は食うのに夢中で
画像を撮り忘れました。(笑)
尚、肉類は予めコショウのみ
家でしています。塊のままラップと
ビニール袋に入れて持参。
言うまでもありませんが
発砲スチロールやプラスチックの
トレーなどはかさ張るしゴミになるので
事前に捨てて中身のみ持参しています。
コショウを下処理するのは
少しでも荷物を少なくしたいから。
それにコショウをしておくと腐敗を
遅らせる効果も期待できます。
この際に塩は振りません。
塩を振ると肉汁が出てしまうので
味が落ちるし、最悪ザック内に漏れます。
キャンプサイトについてから
塩のみふって焼いてから切り分けて
ご飯と一緒に頂きました。うまし!
鶏むね肉の焼鳥
ステーキを夢中で食べて一息ついたので
こちらの画像は忘れませんでした。
持参した鳥のむね肉をカットして
竹串に刺して焼鳥をします。
こちらは、ガスではなく炭火で
じっくり焼いていきます。
尚、画像にチョコッと写ってますが
今回はいつものフィッシングナイフ以外に
YouTubeで話題のダイソー100均包丁を
持参してみました。片刃の出刃包丁です。
名前をGalaxyと言うらしいです。
100円で出刃包丁が買えるなんて全く
信じられませんが、カッターナイフのように
薄刃ですが、出刃に違いはありません。
念のために家で研いできましたが
確かに良く切れます。
以前釣れた魚を15年前から使っている
フィッシングナイフで、その場で
刺身にしましたが身がボロボロになり
見た目最悪でした。やはり造りの良し悪しは
包丁の切れ味だと思います。
残念ながら
今回は造りの出番はありませんが
鶏肉は良く切れました。
次回は絶対
この出刃で造りをしたいと思います。
さて
腹もふくれたので後は酒を
ちびちび呑むだけです。
焚火をしながら呑む酒は最高です。
ところで
今回のキャンプで一つ気づいた事があります。
それは何かと言いますと焚火に良いのは
海辺の流木よりも流竹だ!ということです。
分かります?
流竹
虎島では当たり前ですが薪に不自由しません。
辺り一面、流れ着いた流木だらけです。
ですから無制限に焚火ができるのですが
唯一の欠点は流木がスカスカで
すぐに燃え切ってしまうことです。
荒波にもまれた流木は中身が無く
重量も見た目よりも遥かに軽く
パワーのある焚火ができません。
ところが
木では無く竹を燃やすと…
どうでしょう、遥かに良く燃えます。
竹は木と違って元々中身は空洞ですから
燃焼時間は短いですが、それでも
流木と同じ位は持続する感じです。
それに
炎の強さは格段に竹の方が強いです。
これは何故なら
竹は木と違い油分を多く含んでおり
水に強いからだと思います。
ですから荒波にもまれても木のように
中身がスカスカにならず
乾いても油分は残っていますから
火がつくと良く燃えるのでは
ないでしょうか?
海辺には流木だけでなく
流竹も流れ着いています。
中には孟宗竹のように立派な竹もあり
焚火の際に威力を発揮するのです。
竹を燃やす際に注意することは
場合によっては内部の空気が
急激に膨張して破裂する事が
無きにしもあらず、といったところです。
割れ目が入っていれば問題ありません。
前日ほぼ徹夜だったこともあり
私は午後10時には就寝しました。
私とは逆に
スロースターターのI氏は例によって
夜が更けるほどにエンジンがかかり
一人焚火で肉を炙っては
貪り喰っていたそうです。
ただ残念なことに
(というか幸いにも)
焼酎を500mlしか持参してなかったので
焚火とは裏腹にl氏は不完全燃焼で
終わったものと思われます。
いつぞやのキャンプなどは
私が面倒くさいので1.8リットルの
焼酎パックを封を切らずにうっかり
持参してしまったため、その時のl氏は
今回の焚火の孟宗竹の如く燃え上がり
暴走し始め、自身徹夜明けにも関わらず
夜が更けるまで宴を強行したのでした。
もちろん
私も付き合わされました…。
酒パックは小がオススメです。(笑)
この日もきれいな満月でした。
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