干しわかめを作ってみる!

採って楽しく
食べておいしい生ワカメ!
ワカメを処理しよう!

干しわかめを作ってみよう!

さて

今回、初めて和歌山にて
ワカメを採取してきました。 
実際に食べる目的で採取したのは
初めてです。

ワカメについても全く知らなかったので
すごく勉強になりました。

ワカメは日本人にとって身近な食材であり
知らない人はいないとおもいますが、
その詳細については結構知らなかったり
するかもしれません。  

実際、私自身よく知りませんでした。 

甚だバクッとですがワカメについて
お伝え致します。

ワカメ詳細

まず以下の図を見てください。

ワカメとは大きく3つの部位に
別れております。

 

ワカメは3つに分けられる

まず

ワカメ本体。これはご存知
お味噌汁などに入っている部分。
わかめの葉っぱの部分です。 
普通ワカメと言えばこれのことです。

次に
茎ワカメ

これも聞いたことや食べたことも
ある人は多いと思いますが
コリコリして歯ごたえがあり
とてもおいしいものです。

これはその名の通りワカメの中心
茎の部分です。葉にあたるところが
ワカメで茎が茎ワカメとなります。

最後に
めかぶ、これも知っている人は
多いでしょう?私もめかぶは
大好きです。酢醤油で食感を楽しみつつ
美味しくいただきます。

これもワカメであってワカメの根の
上にあるヒダヒダの部分、
これがめかぶとなります。

つまりワカメとは根っこ以外は
全て食べられて、しかも食感が
それぞれ異なる凄い奴!だったんです。

今回釣りキャンプにて
加太の海辺で誰も彼もが
海藻を採取しているので
私も見よう見まねで採ってみましたが
思わず大漁でした。

釣りはサッパリでしたが
海藻は取り放題です。

ワカメだけでなく
アオサやフノリなども
そこかしこに生えており
もっと採ってくれば良かったと 
思う程です。

そこで

今回は日持ちするように
生ワカメを乾燥ワカメにしてみました。

今回初めてチャレンジしてみましたが
とても簡単です。スーパーで買えば
結構なお値段しますので、自分で
作って保存するのもいいでしょう。

用意するもの

大きめの鍋に湯をわかす。

大鍋を用意

ボールに氷水を作る。

氷水を用意

下準備に必要なものは
たったこれだけです。

 

めかぶを切り離す

まず

採取したワカメからめかぶを取ります。 

めかぶは少ししかついていないので
生食がいいと思います。
めかぶを取ったワカメはボールに入れて
よく洗います。

採取した生わかめ
洗い終わったら、大きめの鍋に
たっぷりお湯を沸かして
その中に茎を持ってワカメを
1本づつシャブシャブします。

わかめを熱湯にくぐらせる
一気に茹でてもいいと思いますが
私の場合量が少なかったので
こうしました。

 

色が変わったらOK
シャブシャブして色が変わったら
直ぐに氷水につけて締めます。

下準備はこれで終わりです。

 

後は物干しに吊して
ベランダに1日出しておきます。

ネットでは干す前に
葉っぱ部分と茎部分を切り離す、
という記述もありますが
私の場合、採取したわかめが小さすぎて
葉っぱと茎を分離できませんでした。

また
干すときに茎があった方が
干しやすいのでそのまま干してみました。

洗濯物干しにかけてベランダへ
干す場所も
日陰で風通しの良い所がいい、とか
色々ネットでは出ていますが
それほど神経質にならなくてもいいかも。

売り物ではなく自分で食べるんですから。
私は適当に干しました。
日にも当たっていたと思います。

ただ
3月上旬のこともあり
風もまだまだ冷たく干し物には
最適な気候ではないでしょうか?

 

1日経ったわかめ

一日経つとこんなふうに
いい感じに乾燥します。
この段階ではまだ茎の部分には
水分が残っています。

また葉の部分も
重なっていたりすると
生乾き状態だったりします。

そこで
ワカメの葉の部分と茎の部分を
引き裂くようにして分けます。

葉部分と茎部分を手で引き裂いて分ける
↑茎を葉から引き離す。

はさみも何も使わずに
ただ手で引き裂いて葉と茎を
分けるだけです。

割りと簡単にできます。

葉と茎を分けたら
茎の部分は適当に切って
醤油、みりんなどで軽く煮ると
おいしい1品になります。

切り離した葉の部分は
干物用の網などに入れて
さらにもう1日ベランダで乾燥します。

私の場合
干物用の網が無かったので
ステンのざるを2つガムテープで
つなげて即席の乾燥網を作りました。

ステンざるを2つ合わせてガムテープでとめる

針金をつけて
吊しやすいようにします。

結構適当ですが
十分役にたちました。

 

ステンざるを1日ベランダで干す

1日経つとカラカラになるので
これで完成です。
後は使い易いよう切ればいいだけです。

 

完成した干しわかめ

結構固いので
私の場合ビニール袋の中で
キッチンハサミで切りました。
こうすれば切ったワカメが飛び散るのを
防ぐことができます。

完成です。 

完成した干しわかめをビニール袋の中ではさみで切る

ボール一杯あった生ワカメですが
乾燥処理が終わるとこれだけです。

 

完成 少しだけでした
今回初めてのチャレンジだったので
勝手がわかりませんでしたが
次からはもっと上手く出来そうです!  

今から来年のワカメ取りが 
楽しみでなりません。(笑)

来年も採るぞー!

ワカメ採りは楽しいな!

 

わかめの酢の物

さっそく自分で作った
干しわかめでたこ酢を食べてみました。

冷蔵庫でキンキンに冷やしてから頂きます。

 

「うーん、うまいっ!」

絶品です!

 

当たり前ですが
歯ごたえとわかめの香りがとても強く
売っている乾燥わかめとは
全然違う食感です。

これは、はまりそうですね!(笑)