昨日まで友ヶ島キャンプ場にて
釣りキャンを満喫して来ました!
2016年11月12日(土)から
2016年11月13日(日)の
一泊二日の釣りキャンプです。
我々なんちゃってキャンパーは
全てがいい加減です。
天気予報と自らの予定を
照らし合わせて行きたい時に
すぐ実行ってなわけで…
やれ〇週間前に予約をして、とか
七面倒くさいことが
嫌なわけです。そうでしょう?
いつだったか
ここでは名前を明かしませんが
とある公営のキャンプ場に
予約の電話をかけた際には
電話に出た女の子が
全くちんぷんかんぷんの
受け答えのあげく
「担当者不在のため、折り返しご連絡します。」
などと言い出す有様。
じゃあ、
電話に出たあんたは何?ってカンジ。
さらに…
30分後にかかってきた電話には
担当者ではなく先ほどの
でくのぼう女の子からで
「予約は10日前からとなっております!
ですからご予定の日に宿泊はできません。」
と言うではないか!
確か1週間前で良かったはずだが…
と思ったのだが仕方ない。
私も前日に予約の電話をしたのでは
もちろんありませんよ。
1週間前に電話をしたのです。
それがこの応答。
例え空いていても
規則だからダメですみたいな
役所魂丸出しの対応。
こんな有様だから
2年前から準備した登山に
本業をズル休みしてまで
出かけてしまう勘違い市会議員が
出てきてしまうのだ。
何が大切なのかを
きちんと把握することが
一番大事なのに
ぬるま湯に浸っていると
それさえも忘れてしまう…。
日本の没落はここに原因があると
私は常々思っているのだが。
まあ
それはともかく
予約がいらないという
関西で釣りができる貴重な
キャンプ場の一つ
友が島キャンプ場へ行ってきました。
当日は天気予報でも快晴。
翌日も天気は良く、
全く相棒のI氏は晴れ男でした。
土曜日の午前中は仕事があるので
出発は午後1時。
本当はもっと早く出たかったのですが
仕方ありません。
ここで
友ヶ島をよくご存じ無い方のために
プチ情報をご提供致します。
不要の方は飛ばして下さい。
友ヶ島とは和歌山市北西加太沖に浮かぶ
無人島群、瀬戸内海洋国立公園の
紀淡海峡に浮かぶ
沖ノ島、地ノ島、虎島、神島の
4島を総称して友ヶ島と呼ぶそうです。
ご存じでしたか?
私は知りませんでした。
友ヶ島に行って我々観光客が
訪れることができるのは
沖ノ島と虎島の2島で
神島と地ノ島には渡れません。
地理的には地図上で見ると
和歌山県と淡路島の中間位に
位置します。
友ヶ島から見ると
淡路島がすぐそこに見える位です。
友ヶ島船便時刻表
ここに貴重な情報を載せておきます。
友ヶ島船便の時刻表です。
2016年11月の最新時刻表です。
船着き場で入手できるパンフレットより
転載しております。↓↓↓
冬場は2便しかありません。
天候しだいでは欠航もあります。
逆に増便に対しては割と寛容で、
実際にはお客さんの入り次第で
いくらでも増便している模様です。
ピストン輸送(約20分)なので
客がいれば適当に判断により出港する、
といった案配です。
我々が行った
2016年11月12日(土)から
2016年11月13日(日)は
時期的にも天候的にも
最良の日で多くの観光客が来ており
2日間共に増便の嵐でした
我々は
16時30分が最終便なので
それに間に合えばいいか?って
ノリで出てきました。
和歌山のいいところは
交通事情もあります。
まず渋滞がありません。
神戸方面とは異なり
高速が渋滞することが
まずないのでストレスフリーで
現地へ到着できるのが魅力です。
高速を降りて
途中
予定していた買い物
肉、酒、等を求めて
現地のイオンへ。
ここでハプニング発生!
イオンが広すぎて
肉が買えない!
巨大なショッピングモールになっていて
全く用が無いショップだらけで
目的のイオンがどこにあるのか?
案内所みたいなところもあって
場違いなスチュワーデスみたいな
カッコした女の子に
「イオンどこですか?」
なんて聞く始末(笑)
いやー
肉買うだけにゆうに30分以上
ムダに時間を使ってしまった。
まあ
そんなこんなで
加太港に着いたのは
2時間後の午後3時を回っていました。
この日はお客さんが多かったようで
駐車場への分岐点に間違わないように
交通整理のおっちゃんが立っていて
誘導してくれました。
もし、いなかったら行き過ぎていたかも。
それに…
友ヶ島行きの船着き場までの
道が狭いこと。
初めて行くからそう思うのかも
しれませんが、対向車が来たら
すれ違いはできません。
友ヶ島船着き場への行き方詳細図
↓友ヶ島行き船便用駐車場までの
道順。(結構狭い)
我々は軽のワゴンRなのですが
それでも精一杯。
やっとのことで
船着き場に到着!
駐車場はどこに止めてもOK!
料金は1日700円!
ネットで事前にググった時は
一回500円だったけど
大幅値上げをしていました…。
つまり…
我々は一泊二日だから
計1,400円!結構高いぞ!
まずは
乗船券を買わなければ!
一説によると
友ヶ島行きの船は
満席になると乗船できないことも
あるらしい。
そんなわけで
切符売り場へ行ってみると
ちょうど帰りの船が着いたところで
ゾロゾロと大勢のお客さんが
降りてきていた。
係の人もその手伝いにかり出され
切符売り場には誰もいない…。
しばし待たされて
買いましたよ!切符を。
一人2,000円也。
(往復の運賃)
片道1,000円らしいけど
絶対に帰ってくるので
フツーは2,000円必要です。
すると…
「乗船するのなら急いで!」
と言われる始末。
「え?だってまだ3時半だし。」
何やら土曜日で臨時便が出ている模様。
まだ約1時間あるわーって
のんびり構えていたところに
「すぐ出発するから早く!早く!」
とせき立てられるからたまらない!
係の男の人は
なにやらサインで指をグルグル回すし
(TV業界での巻きのサイン?)
一転して緊迫ムードが漂う!
何しろ
我々はなんちゃってキャンパーなのだ。
半分遊び気分だから
なにしろ荷物が多い多い。
それに友ヶ島には水道がありません。
島ですから水道が無いのです。
水は貴重です。
ですから友ヶ島行きに飲料水は
必需品となるわけです。
早くと言われても
民族の大移動ほどの荷物があり
即座に移動は困難を極めます。
結局
他の乗客のご迷惑にもなるので
臨時便には出向してもらいました。
船着き場のおっさんが
グルグル回すサインをしていたのは
巻きの合図ではなく
釣り(リールを巻く)のことを
表現していたようでした…。
あー
あせった。
なにしろ
荷物を駐車場から
船着き場まで移動するだけでも
もうフラフラですから。
民族大移動ほどの大量の荷物↓
ご存じかもしれませんが
友ヶ島への渡し船では
荷物にも課金されます。
少々のオーバーなら
大目に見てもらえますが
我々のような民族大移動では
そうはいきません。
内心私はヒヤヒヤでした。
一体いくらかかるんだろう?
上記画像のような
大荷物でいくらかかったでしょうか?
答えは…
400円でした。(笑)
係の女性が
「この荷物ですけど別途400円ほど
かかるのですが、よろしいですか?」
と、申し訳なさそうにおっしゃるので
好感が持てました。もちろん、いいですよ!
あまり無いとは思いますが
自転車も持ち込み可のようです。
800円です。
さて
切符も買えてやれやれ一段落です。
出港まではまだちょっと時間があるので
船着き場をブラブラしてみます。
売店もやっています。
観光地価格とブログには
ありましたが、それほど高くはないと
私は思いました。
缶ビールはI氏が差し入れてくれたので
いくらか知りませんが、つまみのいかくんは
150円でした。
船着き場には1艘の船がとまっていました。
友が島号です。最盛期にはこの船ともう一艘の船
2艘で港と島をピストン輸送するようです。
船自体は私が想像していた船よりも
遙かに立派でした。
予想ではボロボロの漁船のような船で
渡るのかと思っていましたが(失礼!)
きちんとした客船です。
そうこうしているうちに
出港の時間となりました。
多くの乗船客がいるか?と思いきや
最終便で友が島へ渡るのは
私とI氏の2名のみ…。
それに対して乗務員は4名もいて
なんだか申し訳ない気分。
民族大移動の我々の荷物を
船に上げるのを乗務員の方々が
積極的に手伝ってくれました。
恐らく
早く仕事を終わらせて
帰りたいのでしょう…ね。
船の内部です。
最大搭載人員は112名も乗れます。
かなり立派な船です。甲板にも
座席が用意されています。
内部はドアで閉められて
空調も完備されているようです。
客室前には船の操舵室があります。
レーダーも完備されていて
本格的です。このままハワイにいけそうです。
(ウソです)
客室内部の画像です。
どうです!この立派な室内。
誰もいませんが…。我々以外。
この大きな船を貸し切り状態です。
見送りのおじさんも一人きりです。
さあ、出港しますよ!
風を切って波しぶきを上げて
走る船は爽快です。
たった20分の乗船ですから
客席にいるのはもったいないです。
ぜひ甲板でこの爽快感を味わって下さい。
陸で生活している我々は
滅多に体験できないんですから!
さあ
目的の友が島が見えてきました!
いよいよ友が島へ上陸です!
どんなキャンプになるのかな?
わくわくします!
つづく。
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